DW新作時計「Quadro(クアドロ)」をレビュー。ダニエルウェリントン初のスクエア型!
このレビュー記事を執筆した人
青木由宇/30’sモデル・美容愛好家
札幌で活動中のフリーモデル。美容愛好家としての一面も持ち、「#マイベストコスメ」のツイートに約1000件のいいねが集まるなど注目されている。3歳男児母。イエベ春秋。雑誌はGisele、CYANを愛読。ファッションは古着を合わせるのが好き。
ダニエルウェリントン初のスクエア型腕時計を徹底レビュー!
《2021年11月1日追記・修正しました》
Daniel Wellington(ダニエルウェリントン)の腕時計といえば、薄型で丸く、シンプルな文字盤が特徴的。
そのシンプルさから、2011年創立と比較的新しいブランドにも関わらず、男女関係なく人気がありますよね。北欧ウォッチブランドの先駆けとも言われています。
そんなダニエルウェリントンから、ブランド初のスクエア型の腕時計がデビュー!その名も「Quadro(クアドロ)」。今回はその新作Quadroから、「QUADRO PRESSED ASHFIELD」「QUADRO PRESSED SHEFFIELD」の2つをレビューしていきます。
(追記:「QUADRO PRESSED MELROSE」「QUADRO PRESSED STERLING」の着用画像も追記しました)
記事後半には、同じく新作のPETITE 24から、「PETITE PRESSED MELROSE」もあわせて徹底評価。
小ぶりなサイズ感の腕時計を探している方は是非参考にしてください!
レビュアープロフィール
レビュー1「QUADRO PRESSED ASHFIELD」
商品名 | QUADRO PRESSED ASHFIELD |
価格 | 24,200円(税込) |
文字盤サイズ/厚さ | 20×24mm/6mm |
ストラップ素材/幅 | プレズドメッシュ/10mm |
素材 | ダブルメッキステンレススチール |
- QUADRO PRESSED ASHFIELD
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ブランド初のスクエア型文字盤
QUADRO PRESSED ASHFIELDの印象はまず「カッコイイ!」。
シックなブラックで全体が引き締まっています。そこにキラッと輝くローズゴールドが加わることによって、手元に華を添えられるという印象を受けました。
ASHFIELDコレクションの特徴である、ブラックの文字盤×ブラックのメッシュベルト。文字盤にカラーラインナップがある他のコレクションとは違い、ASHFIELDコレクションはこのブラックのみの展開です。モードな雰囲気がすごく格好良いです。
文字盤は20mm×26mmとコンパクト。
ちなみに4:3の比率となる文字盤は、PCやiPadの画面、一昔前だとアナログテレビの画面と同じ比率です(縦横は違いますが)。なので私たちに馴染み深く、文字盤の視認性も良好です。
ちなみにケースの薄さは従来と同じく6mm。
袖に引っ掛かかったりぶつけたりしないという、ダニエルウェリントンの長所“薄くスマートなケース“はしっかり引き継がれています。
ダニエルウェリントンの腕時計は、ケースとアワーマークの色が統一されていることも特徴のひとつ。新作はローズゴールドで統一されています。
マットなブラックにローズゴールドが映えて、都会的な雰囲気です。
ケースのカラーはローズゴールドの他に、シルバーも選べます。
ブラック×シルバーはよりクールな雰囲気になりそうですね。
ベルトはメッシュタイプ。プレス加工され、メタリックではなく布地のように控えめに輝くブラックが上品です。
文字盤はマットなブラックだったので、質感違いのブラックのメリハリが個人的にすごく好み。
留め具は2段階方式。
ここの金具、ケースの色と統一されている腕時計が多い中、QUADRO PRESSED ASHFIELDはベルトと同じブラックです。
そして、スチールのような光沢のあるブラックではなく、文字盤と同じマットな質感。
特に女性に多いと思うのですが、文字盤を内側におくつけ方も素敵です。
ブラックで統一されていることによって金具とベルトの境目が目立たなくなり、まるでバングルをつけているかのよう。
もちろん、文字盤側もこのカッコ良さ。コンパクトなシルエットだからブラックでも強めになりすぎず、モードな印象にコーディネートすることができます。
ブラックはどんな色とも相性がいいので、コーディネートに馴染ませることも、アクセントにすることも両方できそう。
個人的には今回のQUADROコレクションの中だと一番好みです!
というのも、私は普段から黒系やボーイッシュな格好をすることが多いので、「ピッタリ合わせられそう!」と感じました。
質感違いの黒、というのもお洒落度が高いポイントだと思います。
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レビュー2「QUADRO PRESSED SHEFFIELD」
商品名 | QUADRO PRESSED SHEFFIELD |
価格 | 20,900円(税込) |
文字盤サイズ/厚さ | 20×26mm/6mm |
ストラップ素材/幅 | レザー/10mm |
素材 | ダブルメッキステンレススチール |
- QUADRO PRESSED SHEFFIELD
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QUADRO PRESSED SHEFFIELDでまず目を惹くのは、ダニエルウェリントンのクリーンなイメージとはちょっと離れたグリーンの文字盤。
おなじみのブランドロゴやアワーマークは従来と同じシンプルなデザインですが、文字盤のストライプのようなグリーンのおかげで全然違う印象。
このグリーンのストライプ柄、ハンカチとかネクタイ、ポケットチーフとかにありそう!“トラッド“なイメージを持ちますね。
ちなみにカラーラインナップは他に、オフホワイトとブラックが用意されています。定番色が好きなシンプル派の方にはこちらがオススメ。
ケースはローズゴールド。
メンズライクな文字盤と、フェミニンなローズゴールドの組み合わせってどうなんだろう?と思いましたが、絶妙にマッチしますね!
良さを打ち消し合うのでなはく、辛さ控えめ・甘さ控えめ、といった甘辛MIXのバランスが取れていると思います。
SHEFFIELDコレクションは、プレス加工されたレザーベルトが特徴です。
「ジュニュインレザー」という厚くて高級感のある仕上がりが特徴の、ファッションウォッチおなじみの本皮素材が使用されています。
QUADRO PRESSED SHEFFIELDのレザーベルトは、プレス加工によって施されたエッジと、スリムなシルエットが魅力的。
金具はケースと同じローズゴールド。
ブラックのレザーベルトのマニッシュさが緩和されて、ここでも甘辛MIXな感じ。
レザーベルトにも光沢感があるので、ローズゴールドが変に浮かず高級感があります。
グリーンのストライプ、ブラックのレザー、ローズゴールドのワンポイント…英国紳士のようなマニッシュさ。
時計全体でひとつのコーディネートを見ているような気持ちになりました。
文字盤が印象的なので、シンプルなコーディネートや、Tシャツなどの腕を出すトップスにも映えそうです。
柄と色がある分、カジュアルな雰囲気にも使えそう。コーディネートの「ハズし」としてもいいですね。
マニッシュさがあるのでスーツでも格好良くキマりそうですし、意外と幅広く使えるかも!
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【追記】レビュー3「QUADRO PRESSED MELROSE」
「QUADRO PRESSED MELROSE」のホワイト文字盤は、これまでレディース定番だった「PETITE MELROSE」をそのままスクエア型にしたようなデザイン。
馴染み深いだけに、どんなコーデとあわせてもしっくりきます。
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【追記】レビュー4「QUADRO PRESSED STERLING」
QUADROの中で唯一のシルバーメッシュ「QUADRO PRESSED STERLING」。
清潔感のある爽やかさで、コーデ全体をハンサムな印象に変えてくれます。媚びないデザインが好きな女性におすすめです。
- QUADRO PRESSED STERLING
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QUADRO(クアドロ)コレクションはこんな方におすすめ!
- シンプルでスマートなデザインの腕時計が好きな方
- カッコイイ系のファッションが多い方
- 有名ブランドの中でも周りと差をつけられるデザインを探している方
スマートさが強調されるスクエア型のフェイスは、やっぱり手首をシュッと細く見せてくれました。
スクエアといっても角は丸みを帯びているため、マニッシュになりすぎず、女性らしさをキープしたままスタイリッシュな雰囲気を演出できそうです。
特に今回レビューしたブラックのベルトは、黒の引き締め効果も相まって更にメリハリをつけられそう。
従来のダニエルウェルリントンのイメージをいい意味で裏切ったデザインなので、被りやすい流行ブランドでも周りと差をつけられる新鮮さがありますね。ですので、「ブランドもシンプルさも好きだけど周りと被るのはチョット…」というこだわり派の方にもオススメです。
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着せ替えベルトやアクセサリーでもっと自分好みの手元に
QUADROコレクションの腕時計は、CLASSICコレクションなどと同様、ストラップの交換が可能です。
ケースのサイドには従来のデザインと変わらず、バネ棒外しを差し込む穴がついています。
また、着せ替え用のベルトも発売されていました。自分好みの文字盤とストラップの組み合わせでオリジナリティを出すのも楽しそう。
例えば、オフホワイトの文字盤にブラックベルトをすると、ブラックの重さが軽減されて抜け感のあるコーディネートができそうです。
同じ文字盤の腕時計で雰囲気を変えられるのは、使えるシーンやコーディネートの幅が広がりますね。
ダニエルウェリントンはアクセサリーも充実しているので、あわせて身に着けるのもおしゃれ。
参考までに、「EMALIE BRACELET DESERT SAND」と一緒に身に着けてみました!
ケースとアクセサリーの色を統一すれば、違うコレクションの腕時計とアクセサリーでも合わせやすいと思いますので、もしアクセサリーの購入も考えている方は是非参考にしてみてください。
(ダニエルウェリントン公式サイトには、おすすめの組み合わせも掲載されていました。)
レビュー5「PETITE PRESSED MELROSE」
商品名 | PETITE PRESSED MELROSE |
価格 | 20,900円(税込) |
文字盤サイズ/厚さ | 24mm/6mm |
ストラップ幅 | 10mm |
素材 | ダブルメッキステンレススチール |
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人気コレクションが更に小さくなった!28mm→24mm
大人気のPETITEコレクションに今回新たに加わったPETITE 24。
上品なデザインやディティールはそのままに、全体的にきゅっとコンパクトになりました。
ローズゴールドのケースとアワーマークに、オフホワイトの文字盤がとっても上品。
秒針もないンプルなデザインで、“ダニエルウェリントンらしい“と感じる方も多いのではないでしょうか。私もダニエルウェリントンの腕時計といえばこの文字盤のデザインがまず思い浮かびます。
文字盤サイズは24mmと、100円玉とほぼ同じサイズ。今までは一番小さくて28mmでしたので、一回りほど小さいサイズ感です。
プレス加工されたベルトは、ケースとお揃いのローズゴールド。
メッシュのキラキラが映えるのでアクセサリー感覚で身につけられますし、もちろんオフィスシーンにもつけていける品も持ち合わせています。
華奢なストラップ幅は10mm。従来で一番細い12mmより一回りほど小さいサイズ感となっています。
ベルトの留め具は従来と同じく2段階方式。安定感があるので腕にフィットしてくれます。
ただ、1段階で留めるタイプと比べるとやっぱり少し面倒かも?私が日常使いしているメッシュストラップの腕時計は1段階方式なので、やや手こずりました。
文字盤もベルトも従来より小さくてスマート。華奢さが際立つので、より女性に似合うデザインへ進化しています。アクセサリーとの付け合わせもしやすくなった感じがしますね。
主役にもなれるし、惹き立て役にもなれる腕時計だと思います。
カラーの記載はローズゴールドですが、ピンク感が抑えられていてゴールドに近い色みです。華美になりすぎないところも、シーンを選ばず着用できるポイントですね。
文字盤がホワイトだと軽やかに着用できるので、色んなコーディネートに合わせやすようです。
PETITE 24はこんな方におすすめ!
- シンプルで華奢なデザインの腕時計が好きな方
- アクセサリー感覚で腕時計をつけたい方
- いろいろなシーンやコーディネートに合う腕時計を探している方
- PETITE 24一覧
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“ダニエルウェリントンといえば!“というブランドイメージからさらに進化しつつも、シンプルなデザインやケースの薄さなどの特徴的な部分は引き継がれた今回の新作。DWファンの方にも流行に敏感な方にも周りと被るアイテムが好きじゃない方にも、幅広くオススメできる腕時計だなと感じました。
個人的には「QUADRO PRESSED ASHFIELD」がお気に入りです♡。ブラックメインのカラーリング+スクエア型で格好良さが増し増し!
スマートなスクエア型、華奢なベルト、コンパクトなサイズ感と、品があるデザイン。SNSで見かけることも多いダニエルウェリントンは、「10代~20代向け」という先入観がなんとなくありましたが、こんなにモードな雰囲気なら年齢問わず着用できると思います。今までより幅広い年代に愛されそう!