センスのいい快気祝い30選。もらって嬉しいものやタブーも解説！

そもそも快気祝いとは？

「快気祝い（かいきいわい）」とは、病気や怪我で入院・通院・自宅療養していた方が全快した場合に、お見舞いに来てくれた方へ感謝の気持ちを伝えるためお返しをすることです。

お見舞いに来てくれた方へ贈るのが一般的ですが、職場の上司や同僚、療養中に気にかけてくれた友人に贈る場合もあります。

ちなみに快気祝いの反対、つまり病気や怪我をした人が退院された場合は「退院祝い」を贈ります。似ていて混同される方も多いですが、快気祝いと退院祝いは異なるので注意しましょう。

快気祝いのマナー

縁起を担ぐことが大切とされており、贈る際にはいくつかマナーがあります。ここでは一般的に言われている快気祝いのマナーについて解説します。

1：消え物を贈るのが一般的

快気祝いは「病気や怪我がなくなったこと」を報告するものであることから、「消えてなくなるもの」を贈るのが一般的です。お菓子やタオル、洗剤、グルメギフトなどが定番人気で、相手の好みや生活スタイルにあわせて実用的なものを贈ると良いでしょう。

2：金額の相場はお見舞い品の3分の1～半分ほど

快気祝いの金額の相場はお見舞い品の3分の1～半分ほどとされています。一般的に、お見舞い品が5,000円以下であれば半分ほど、5,000円以上であれば3分の1ほどで贈ることが多いようです。

3：贈る時期は2～3週間くらいにまでが一般的

快気祝いを贈る時期は、全快から2～3週間くらいにまでが一般的です。特に決まりはないため、自身の体調を優先して、落ち着いてから贈り物を決めると良いでしょう。

快気祝いで贈ってはいけないもの・タブー

縁起やマナーを気にする必要がある快気祝いでは、古くから言われているタブーが存在します。ここからは快気祝いで贈ってはいけないもの・タブーについて解説します。

1：目上の方や上司に金券類を贈るのは要注意

「快気祝いで金券類を贈ってはいけない」ということはありませんが、目上の方へ贈る際は失礼にあたる場合もあるため注意しましょう。

2：後に残るものを贈るのはNG

「病気が残ること」を連想させる”後に残るもの”は、一般的に快気祝いで贈るべきではないとされています。特に、シーツやパジャマ、枕カバー、タオルケットは病院・病気・病床を連想させるため、快気祝いでは贈らないようにしましょう。

3：鉢植えの花や植物を贈るのはNG

「病気が根付くことを」連想させる鉢植えの花や植物は快気祝いにふさわしくないとされています。ただし鉢植えではない花束やフラワーアレンジメントであれば問題ありません。

まずは「定番かつ人気のカテゴリから快気祝いを選びたい」という方に向けて、センスのいい快気祝いを厳選しました。ここから選べばまず失敗することはないでしょう。

お見舞いに来てくれた両親や親戚には、上質な定番品を贈ると良いでしょう。特に相手が高齢の場合には縁起を気にする方が多いため、定番からあまり外れないものを贈るのがおすすめです。

兄弟や仲の良い友人・知人には、あまりかしこまらず、”ちゃんと使える実用的なもの”を贈るのがおすすめ。いくつあっても困らないものや、自分では買わないものを選ぶと喜ばれる可能性大です。

職場の同僚や部署・チーム内のメンバーにまとめて快気祝いを贈るなら、パッケージが個包装になったものを贈ると良いでしょう。パッケージがリッチでセンスのいいものであれば、たとえ安上がりになったとしても悪い気をされないですよ。

上司や先輩には、感謝の気持ちが伝わる上品な快気祝いを贈りましょう。部下や取引先との付き合いが多い上司は、冠婚葬祭などへ出席することが多く、お祝いの品を受け取る機会も多いです。そのため賞味期限が近い食べ物などは避けると気の利いたギフトとして受け取ってもらえるはず。

以上、センスのいい快気祝い30選。もらって嬉しいものやタブーも解説！をお送りしました。