【レビュー】KLASSE14の新作腕時計「Paradox」を徹底評価!
KLASSE14の新作腕時計「Paradox」をレビューします!
イタリア発のウォッチブランド「KLASSE14(クラスフォーティーン)」。他にはないユニークさと、シーンや服装を問わないシンプルさが人気のブランドです。
そんなクラスフォーティーンから、10月6日新発売のParadoxというモデルをメンズ・レディース1本ずつ提供いただきました。
男女それぞれの視点で徹底レビューしていきますので、品質や口コミが気になっている方はぜひ参考にしてください。
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今回レビューするのは「KLASEE14/Paradox」
今回レビューするのは「KLASEE14/Paradox」。Paradoxはメンズモデル3色、レディース3色の合計6種類あり、その中から下記の2種類を本記事でレビューします。
商品名 | Paradox Dark Metal 40mm |
価格 | 26,400円(税込) |
ムーブメント | ミヨタ日本製アナログ3針クォーツ |
ケース | 40mm ステンレススチール |
ストラップ | 幅約20mm・手首周り:約155〜210mm・ステンレススチールメッシュストラップ |
耐水性 | 5気圧防水 |
付属品 | メッシュストラップ調整器具 |
デザイナー | Mario Nobile |
- Paradox Dark Metal
- KLASSE14
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商品名 | Paradox White Champagne 32mm |
価格 | 26,400円(税込) |
ムーブメント | ミヨタ日本製アナログ3針クォーツ |
ケース | 32mm ステンレススチール |
ストラップ | 幅約14mm・手首周り:約140〜185mm・ステンレススチールメッシュストラップ |
耐水性 | 5気圧防水 |
付属品 | メッシュストラップ調整器具 |
デザイナー | Mario Nobile |
- Paradox White Champagne
- KLASSE14
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立体感を強調した、不思議な魅力の文字盤デザイン
paradox(パラドックス)モデルの1番の特徴は、立体的な文字盤の表情。
このデザイン、かなり印象に残りますね。
paradoxモデルのデザインは、レーザー彫刻によって文字盤表面を削り取っているんだそう。
三角、四角、とカタチの異なる多角形を組み合わせた幾何学模様になっていて、それぞれが光の反射で表情を成しています。
不規則なように感じますが、俯瞰して見るとバランスの取れた芸術的な美しさ。
様々な多角形をつくるだけじゃなく、それぞれの表面が違う削り方をされているので、平面なはずなのに立体的に見えるのがすごい!
トリックアートみたい…!
今までのクラスフォーティーンの腕時計は文字盤の中央に向かって遠くなっていくような、奥行きを感じるデザインがメインでした。
が、今回のparadoxモデルは『立体感』。
ケースにも高さを出すことで立体感を強調しています。
更に、インデックス、3針も重なり合うように設定されているというこだわり具合…!
個性的かつアーティスティックな文字盤と、見慣れたカラーの安心感。
ベーシックなようで、目が離せなくなる不思議な幾何学模様の魅力……paradoxという名前にも納得です。
ペアにもぴったりなカラーラインナップ
今回レビューしているのは、paradoxモデルの
それぞれフェイスが40mm/32mmと、ペアウォッチにもしやすいサイズ感での展開♡
ダークメタルは文字盤、ケース、インデックス、時針と腕時計のフェイスを構成するパーツが全て黒!
ブランドロゴのみに白を効かせた、大胆なカラーリングです。
光に当たると角度によって浮き出るように輝く幾何学模様がミステリアスでもあり、都会的な格好良さ。
40mmとメンズウォッチの中でもビッグフェイスなのもあり、異質なほどの存在感があります。
他のカラーに比べ文字盤のデザインが主張しすぎないので(見る角度によってはほとんど真っ黒)シンプル好きな男性でも抵抗なく着用できそう。
対してホワイトシャンパンは明るいホワイトの文字盤が華やかで、アクセサリー感覚でも着けやすいカラーリング。
幾何学模様がグレーにも見えるので、甘すぎないところがいいですね。
ホワイト×ゴールドの組み合わせはレディースウォッチのスタンダードでもありますが、paradoxモデルのホワイトシャンパンは幾何学模様のおかげで他の腕時計と差別化されていて、定番カラーでも「一味違う腕時計」という印象です。
どちらもストラップはメッシュタイプ。
繊細な輝きのあるメッシュストラップは腕時計に高級感を出してくれます。
それぞれケースと同色なので統一感も◎
文字盤に個性があるぶん、他のパーツがベーシックカラーで揃えられていると見慣れた安心感もあるので、カジュアルシーンだけじゃなくフォーマルシーンにも着用できそう。
paradoxモデルには他にも、
シックで落ち着いたブラウンがベースの
清涼感のある美しい深いブルーがベースの
と、全6種類の腕時計が展開されています。
文字盤サイズが40mmの方は、ダークだったりシルバーだったりとクールなカラー、32mmはゴールドやローズと華やかなカラーで展開されています。
同じカラーベースの腕時計でもメンズとレディースで少し変化があるので、全く同じベタベタなペアウォッチが苦手なカップルでも着けやすいのが嬉しい。
大人のペアウォッチとしてもお勧めです。
こだわり抜かれた特別感のあるディティール
paradoxモデルの特徴は文字盤だけじゃありません。
クラスフォーティーンの中でもディティールまでこだわり抜いたモデルだと感じます。
(見やすいようにホワイトシャンパンでレビューしますが、ダークメタルや他のカラーも同じ設計です)
インデックスはクラスフォーティーンらしく、無駄のないミニマルなデザイン。
時針と分針の中央がくり抜かれていることによって抜け感が出て、文字盤のデザインがより強調されるようになっています。
ブランドロゴの場所も特徴的ですよね。
大抵の腕時計は12時・3時・6時の場所に刻印されていることが多いですが、paradoxモデルは2時の場所に入っています。
ちょっとした個性ですが、芸術的な文字盤デザインとマッチしていてより他の腕時計との差別化を図れています。
先ほどケースに高さがあるとレビューしましたが、台形になっているのが伝わりますか?
なめらかな球体のケースよりも同じサークル形でもシャープな印象を受けますし、テーマである立体感も強調されています。
リューズが六角形なのも目に留まります。
文字盤がレーザー彫刻でのデザインなので、リューズも彫刻のような鋭いカットなのでしょうか。
文字盤デザインとマッチしていて、paradoxモデルの特別感を感じられました。
正面から見てもわかる程しっかりカットされた立体感のあるリューズなので、こちらもまたシャープで都会的な印象を強めますね。
ケースとストラップを繋ぐ部分のラグは内側に設置されていて、着用したときの腕馴染みが良くなっているのも◎
ラグが内側にあることによって、サークル型のケースと多角形の文字盤デザインのコントラストがより惹きたちます。
細部までこだわり抜かれているので、着けたときの高級感や特別感は他のモデルよりも感じられるんじゃないかと思います。
組み立てる時間から、愛着のある1本に。
paradoxモデルは、このようなボックスに入って到着しました。
完成形ではなく、ケースとストラップとパーツごとに収納されていて、着用するときは自分で組み立てる仕様です。
もう何年も前、クラスフォーティーンが日本に入ってきたばかりの頃にプレゼントとして購入したことがありますが、それは完成形でラッピングされていたような…?
他のモデルを購入したことがないのでわかりませんが、自分で一手間かけて完成させるのは、愛着が湧きますね!
今回はペアで取り寄せたので、一緒に組み立てる時間も非日常感があって楽しかったです♪
そして、パーツが外れるということは、ストラップの着せ替えも可能ということ!(最近はトレンドどころか主流になりましたよね)
ストラップのみでの販売もあるので、季節や気分に合わせて着せ替えることでお気に入りの1本をどんなシーンでも楽しむことができます。
paradoxモデルの着せ替えは工具不要。
ストラップの内側のレバーの移動だけで、着け外しも簡単でした。
着せ替えストラップは全てこのレバータイプなので、幅さえ合っていればどんな種類のストラップでも着せ替えができます。
(ちなみに、40mmのダークメタルは20mm/32mmのホワイトシャンパンは14mmです。ご参考にどうぞ)
着用レビュー
実際に着用してみるとこんな感じ。
▲ダークメタル
40mmとビッグフェイスなだけあって、存在感がすごい!
好みにもよりますが、馴染むというより「腕時計を着けている感」がかなりあるので、着用感を求める腕時計好きな男性に特にお勧め。
ガッチリした存在感のあるデザインが好きな方、オールブラックなのでモード系ファッションを着る方など、フォーマルなシーンよりもファッショナブルな方に似合いそうな印象です。
ダークメタルは角度によっては幾何学模様が見えず、オールブラックに。
個性的な幾何学模様が悪目立ちしないカラーリングなので、ちょっとしたハズし的なポイントで使いやすそう。
▲ホワイトシャンパン
32mmと使いやすいレディースサイズなので、ダークメタルに対してこちらは腕馴染み◎
明るいシャンパンゴールドとホワイトなので、手元がパッと華やかになります。
こちらは幾何学模様が目立つカラーリングなので、上品な色使いながら個性も出せそう。
夫のメンズウォッチはフェイスもストラップ幅もガツンと存在感がありましたが、レディースウォッチはストラップ幅も14mmなので女性の細い手首でも摩擦で痛くならず着用できました。
どちらもメッシュストラップなので個性派デザインでもカジュアルになりすぎず、スマートに着用できると思います。
メッシュストラップのいいところは自分の手首のサイズぴったりに調整できるところですよね。
クラスフォーティーンの腕時計は専用のピンもセットに入っているので、新しく工具を用意する必要はなし♪
(このピンが付いてこない腕時計も少なくないので、筆者的には結構嬉しいポイントです)
女性の力でも簡単に外せるので、サイズ調整はお手軽そのもの。
ストラップの長さもメンズは155〜210mm/レディースは140〜185mmと調整でき、幅広いスタイルの方にフィットするので試着なしでも安心して購入できますね。
ペアリングやネックレスなどアクセサリーが苦手なパートナーでも、腕時計なら…という方もいらっしゃるはず。
しかもこれだけ特別感のあるparadoxモデルなら、ひとくちにペアウォッチと言っても周りと差をつけられること間違いなしですね。
最新の都会的なデザインなので大人のペアウォッチとしてもお勧めです♡