ルノータスは機械式とクォーツ式、どちらがおすすめ?比較検証してわかった選び方

RENAUTUS_ルノータス_メンズとレディース腕時計2種
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機械式?それともクォーツ式?ルノータスの腕時計を比較検証しておすすめの選び方を解説!

RENAUTUS_ルノータス_メンズとレディース腕時計2種

《2023年11月6日追記・修正しました》

ルノータスの腕時計を手にして早三年。

これまで、ルノータスの腕時計に関するレビュー記事を2本執筆し、どちらも定期的にユーザから読まれています(ありがたや…)。

ただ、私のレビューが不十分だったのか、「機械式とクォーツ式(電池式)、どちらがおすすめですか」というお問い合わせを度々受けます。たしかに迷うところですよね。

そこで今回、腕時計マニアの私が、ルノータスの腕時計を改めて比較検証し、機械式のクォーツ式どちらがおすすめかを結論づけます

目的やプレゼントする相手別に選び方を解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【結論】ルノータスの腕時計は「5つの視点」で機械式かクォーツ式かを選ぼう

RENAUTUS_ルノータス_機械式とクォーツ腕時計比較

はじめに結論を…。

ルノータスの腕時計は「デザイン」「予算」「精度」「使用したい年数」「こだわり度」によって機械式かクォーツ式かを選びましょう。

機械式とクォーツ式、どちらにもメリット/デメリットがありますので、単純に「こっちのほうがおすすめ!」と言うことはできません。

まずはそれぞれの良いところと悪いところをおさらいしておきましょう。

ルノータス_Classic Quartz 40mm_商品写真2
ルノータス_AQUA OCEAN Divers 200m (機械式強化防水ダイバース)_商品写真

一般的に言われる、機械式とクォーツ式のメリット/デメリットをおさらい

名称 クォーツ式(電池式) 機械式(自動巻き・手巻き式)
イメージ クォーツ式腕時計のイメージ 機械式腕時計のイメージ
値段 安価 高価
動力源 電池 ゼンマイ
電池交換 必要 不要
精度 良い 安定しないことが多い
寿命 短い 定期的にメンテナンスをすることで世代を超えて使える
修理 修理不可能なことが多い ほとんどは修理可能
磁気・衝撃 強い 弱い

上記は、ルノータスの腕時計に限らず、一般的な腕時計における機械式とクォーツ式のメリット/デメリットです。

こちらの比較表を見比べるとわかりますが、それぞれ一長一短。予算や自分の希望、プレゼントを贈る相手の好みに応じて選ぶ必要があるということですね。

【比較】ルノータスの腕時計における、機械式とクォーツ式の違い

名称 リチウムイオン電池式 自動巻き機械式
イメージ ルノータス_Classic Quartz 40mm_商品写真2 ルノータス_Standard Automatic(機械式オートマチックエントリーモデル)_商品写真
値段 安価(19,600円~) 高価(29,800円~)
デザイン カジュアル・薄い・軽い 高級感・厚い・重い
動力源 リチウムイオン電池 自動巻き(手動巻きは無)
電池交換 必要 不要
精度 非常に良い やや悪い
寿命 平均3年だが、有料で交換対応有 定期的にメンテナンスをすることで世代を超えて使える
修理対応 2,000円(税抜)でメンテナンスを含めた交換対応をしてもらえる メンテナンスを安価で依頼可能
磁気・衝撃 強い 弱い

お次は、「ルノータスの腕時計における、機械式とクォーツ式の違い」です。値段の違いや動力源など、具体的に記載してみました。

ルノータスでは、一部デメリットを補うようなサービスが展開されていることがわかります。ただそれでも、どちらもやっぱり一長一短。

ということでいよいよ、機械式とクォーツ式のどちらがおすすめなのかを、目的別に解説していきますね。

選び方1:気に入ったデザインがある方を選ぼう

まずは大前提、「気に入ったデザインがあるかどうか」で選びましょう。

機械式とクォーツ式では選べるデザインが全然違います。

特にオーダーメイドであるルノータスの腕時計は、カスタマイズできるパーツがモデルによって異なるんですよね。

機械式かクォーツ式か選ぶ前に、好みのデザインが選べるのはどのモデルなのかを先に確認しておきましょう。

RENAUTUS_ルノータス_機械式とクォーツ式の腕時計を並べて比較

ちなみに傾向として、カジュアルなデザインは「クォーツ式」、高級感のあるデザインは「機械式」のモデルに振り分けられていることが多いです。

参考までに、上の写真にある2種は私の手元にあるルノータスの腕時計なのですが、左がクォーツ式(レディース)はTHE ファッションウォッチというデザイン、右の機械式(メンズ)は高級ブランドの腕時計かのようなスポーティーなデザインになっています。

RENAUTUS_ルノータス_機械式とクォーツ式腕時計の厚みを並べて比較

また、「クォーツ式」は薄くて軽い、「機械式」は厚くて重い、という傾向も。

左のクォーツ式は0.5mm/30g、右の1.0mm/126gでした。

ということでまとめると、デザインに限って言えば、下記のように振り分けられます。

【デザイン】クォーツ式を選ぶべき人
  • カジュアルな腕時計が好き
  • 長時間身に着けても疲れない腕時計を探している
【デザイン】機械式を選ぶべき人
  • 高級感のある腕時計が好き
  • 重さは特に気にしていない
ルノータス_Classic Quartz 40mm_商品写真2
ルノータス_AQUA OCEAN Divers 200m (機械式強化防水ダイバース)_商品写真

選び方2:予算3万円以下なら、クォーツ式を選ぼう

デザインの次に考えるべきは、「予算」です。

というのも、ルノータスの機械式腕時計は29,800円~となっており、予算3万円以内で選びたい方は必然的にクォーツ式を選ぶことになります

RENAUTUS_ルノータス_クォーツ式のGEMY

ちなみにこちらのクォーツ式は、25,000円~選べる「GEMY」というモデル。

機械式よりもリーズナブルとはいえ、12石のクリスタルが施された高級感のあるデザインとなっています。

安いからといってカッコイイ・可愛いデザインが選べないわけではないので、ご安心ください。

RENAUTUS_ルノータス_機械式のAquaOcean45 Automatic

こちらの機械式は、31,500円~選べる「AquaOcean45 Automatic」というモデル。

実はほぼ同じデザインのクォーツ式バージョン「AquaOcean45 Quartz」もあり、そちらとの差額は8,500円。

この2種の差額からも、”機械式”というだけで値段が変わってしまうことがわかります。

ルノータス_AquaOcean45 Automatic_商品写真

選び方3:精度の高い腕時計が欲しいなら、クォーツ式を選ぼう

RENAUTUS_ルノータス_制度の高いクォーツ式のモデルGEMY

精度の高さで選ぶなら、クォーツ式一択です。

機械式は電池を使わずゼンマイの物理的な力で動く仕組みのため、どうしても一日に数秒の誤差が出てしまうもの。

選ぶモデルや個体によって違いますが、-10秒から+20秒/1日くらいのズレは当たり前に出てしまいます

その点電池で動くクォーツ式は優秀。

誤差は1ヵ月でも15秒~30秒ほどで、高い精度を誇ります。

時間に正確でなければいけないビジネスパーソンは、クォーツ式から選ぶといいでしょう。

ルノータス_Classic Quartz 40mm_商品写真2

選び方4:長く使っていきたいなら、「できれば」機械式を選ぼう

比較表でも挙げた通り、クォーツ式は平均3年が寿命なのに対し、機械式は定期的にメンテナンスをすることで世代を超えて使っていける、という違いがあります。

RENAUTUS_ルノータス_機械式のモデル_AquaOcean45 Automatic

公式では、「ルノータスの機械式腕時計は、通常5年~8年に1回のペースでメンテナンスすると長く良い状態を保てる」とアナウンスしています。

ルノータスで購入した腕時計は安価でメンテナンスしてもらえるとのことですが、オーバーホール(分解して掃除や調整等行う点検作業)の基本工賃は15,000円以上かかるとのこと。

「メンテン費用高っ!」と思った方、安心してください。

もし修理の必要のある場合は、オーバーホールより安価な6,490円~7,370円(+送料)ほどの価格で、新品のムーブメントに入れ替えてもらえます。

RENAUTUS_ルノータス_クォーツ式モデルGEMYの裏面

ちなみに「できれば機械式を選ぼう」としたのは理由があります。

ルノータスはクォーツ式でも、基本工賃2,200円(税込)のみで電池交換を行ってもらえるんです!

(簡易クリーニング、パッキン交換その他、部品交換を伴わない調整修正を含む)

つまりはクォーツ式の腕時計を選んでも、ルノータスなら長く使えるということ。

ただもちろん、10年後、20年後もルノータスのサービスが続くのかは誰にもわかりませんし、どこでも修理メンテナンスしてもらいやすい機械式を選んだほうが、長く使える確率が高いのは間違いありません。

ルノータス_AQUA OCEAN Divers 200m (機械式強化防水ダイバース)_商品写真
ルノータス_Classic Quartz 40mm_商品写真2

選び方5:腕時計好きには機械式をおすすめ

「クォーツ式のほうが軽いし、スマートだし、安いし、ルノータスなら安価で電池交換してもらえるし、なんだか機械式を選ぶ理由なさそうだな」、と思われた方も多いはず。

でも腕時計好きから言わせれば、そういうことじゃないんですよね…!ロマンがあるのは間違いなく機械式…!

RENAUTUS_ルノータス_機械式ムーブメントが見える裏スケルトン

見てください、通称”裏スケルトン”と言われる「シースルーバック」(写真はルノータスの「AquaOcean45 Automatic」)。

機械式ムーブメントの美しい動きを堪能できます。とても芸術的ですよね。

パテックフィリップやオーデマピゲ、オメガなどの高級時計でも多く採用されていることからもわかる通り、腕時計好きにとってムーブメントの動きが見ることができるのかは、非常に重要なポイントです。

腕時計にこだわりを持つ彼氏やお父さま、会社の仲間へのプレゼントには、できる限り機械式を選んであげると喜ばれるはず。

ルノータス_AQUA OCEAN Divers 200m (機械式強化防水ダイバース)_商品写真

まとめ

ルノータスの機械式・クォーツ式を比較検証してわかった選び方
  • 選び方1:気に入ったデザインがある方を選ぼう
  • 選び方2:予算3万円以下なら、クォーツ式を選ぼう
  • 選び方3:精度の高い腕時計が欲しいなら、クォーツ式を選ぼう
  • 選び方4:長く使っていきたいなら、「できれば」機械式を選ぼう
  • 選び方5:腕時計好きには機械式をおすすめ

ということで、ルノータスの腕時計の機械式とクォーツ式を比較し、おすすめの選び方を解説してきました。

まとめると、「デザイン」「予算」「精度」「使用したい年数」「こだわり度」の5つの視点を考えれば、どちらを選ぶべきか自ずと正解がわかるはずです。

自分へのご褒美に、大切な方へのプレゼントに、ぜひベストな選択をされてくださいね!

ルノータス_Classic Quartz 40mm_商品写真2
ルノータス_AQUA OCEAN Divers 200m (機械式強化防水ダイバース)_商品写真
以上、ルノータスは機械式とクォーツ式、どちらがおすすめ?比較検証してわかった選び方をお送りしました。
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